債務整理を家庭ごとに考える

本日は、朝一番より債務整理についてのご相談の面談をさせて頂きました。

男性のご相談者で、去年より給与が大幅に下がり、また6月からの総量規制の影響で新たな借り入れが難しくなり、悩んだ末ご相談にこられたそうです。奥さま、お子様もいらっしゃいます。

家庭を持たれる男性の場合、給与などの自分の手取り収入をそのまま奥さまに渡して、実際の家計の管理には一切関与していない方、決まった額だけを家庭に入れて残りは自由にご自身で使える方と様々です。

前者の場合には、できれば奥さまのお話もお伺いしたいのです。

今後どの債務整理の方法を選択するにしても、家庭での実際の家計の内容が分からなければ、返済可能額が算出できません。

独り身の方ならそれほど複雑ではないのですが、家庭をお持ちの場合は、家庭単位で債務整理を考えていくことがベストです。

一緒にこれからの生活のことや返済のこと、長い先のことをよく話あいベストな方法を決めていくのが一番です。

ご主人の債務整理の問題でも、その背景には実は家計のやりくりで困って借金をしている奥さまも多いのです。もしそのような状況であれば、ご主人のみ債務整理しても本当の解決にならないのです。

ですので、家庭をお持ちの方は、女性・男性に限らずなるべくご夫婦一緒に司法書士などの専門家にご相談されることをお勧め致します。

Filed under: 過払い・債務整理日誌 — yurioffice 4:35 PM  Comments (0)