できればご家族と一緒に解決して下さい

本日も任意整理のご相談がありました。

女性の方で既婚の方ですが、ご主人に借金のことは打ち明けたくないようです。

ご本人も働いていましたが、精神的な状態に波があるため仕事を退職なさいました。心の不安があるため常にフルタイムで働くのは難しそうです。

既婚の方の特徴として、ご自身のためだけの借金というのはむしろ少なく、生活費をねん出するためであったり、家計を任されているがゆえにその管理不足を責められたくないためにキャッシングやローンを利用してしまうことがよく見られます。

これは、借金をされている女性だけの問題では決してありません。
「自分はこれだけ稼いでいるから、家計にたくさん残っていて多少贅沢しても大丈夫だろう」と男性は思いがちですが、実際は教育費や突然の交際費などで預金できる状態でない方も少なくないのです。

ですが、いざ借金をしていることを打ち明けると、どんなに責められるだろうと、ひとモメするぐらいなら何とか内緒で整理してしまいたいと思うのが女性です。

しかし、このように整理しても結局は根本的な解決にならないのです。
生活費の足りない原因は、ご主人の浪費や実際より残るお金が多いと信じていることのによる使いすぎであるのです。

一番よい方法は、家族ですのでひとモメあったとしても現状を打ち明けて、一緒に解決していくことです。
一旦は強く責められることがあっても、理解あるご主人の場合は、その後考えを改めてくれる可能性もあります。

これからの長く一緒に過ごす人生を考えてどうするのが一番いいかをよく考えて頂き、1人で抱え込まずにできれば家族と一緒に解決されることを強くお勧めいたします。

Filed under: 過払い・債務整理日誌 — yurioffice 6:26 PM  Comments (0)