2011年5月4日
自己破産の書類作成で思うこと
当司法書士事務所に自己破産の相談にこられる方は、圧倒的に女性の方が多いです。
大抵、家族のために借金をしたり、リストラや病気などのため生きていくために仕方なく借金された方です。
自己破産の申立書類を準備していくと、どこにいつどのように借金をし、増えていったかが分かってきます。
いつも文句をぶつぶついってしまう私。
「なんで、この収入の人にこんなに貸すねん? どう考えてもおかしいでしょう?」
貸金業法改正より、現在では借りられる額に制限があります。
でも、以前は月に20万円の手取りもない人に平気で数百万円を貸し付けていたり、合計500万円を越えるような場合もあって、
回収できなくても自業自得でしょう?と言いたくなるようなこともあります。
あきれるを通り越して腹が立ってます。
もちろん、借りる方にも計画性がなかったり、実際に返せるかどうかを実感することができないままその場しのぎで、自転車操業を繰り返してきて、当然反省すべき点は多いのですが、それだけを平気で借りれたこと自体がおかしかった。 か弱い動物を狙うハイエナのように感じてしまうのは私だけでしょうか?
Filed under: 自己破産日誌 — yurioffice 4:48 AM