過払い請求は当然の権利です!!

貸金業者等への過払いの請求は当然の権利です。

ご相談者の中には、

「困った時に貸してくれたし、その金利で借りることも同意してたからなるべく返したい」

と言う方もいらっしゃいます。

律義で立派なご意見で人間として尊敬いたします。

そのご意見も、もっともですが、そもそも出資法での上限金利は30%近く(過去ではもっと高かった)であり、貸金業者はかなり儲けたはずです。

法定利息内の金利18%でもまだまだ高いぐらいです。

出資法違反でお縄になるのはご免だけど、利息制限法を越えた金利で貸してもお咎めなし。

民事訴訟で返還を請求されたらそれだけに対応していればよいと暴利をむさぼってきた報いです。

もちろんこういった貸金業者だけが悪いとは言えません。この状況を長年見て見ぬふりをしてきた国の責任は重大です。

私が司法書士の勉強中は、過払い請求という言葉さえ耳にしたことがなかったのですが、マチ金をしている友人に、

「利息制限法超えた額で貸すのはあかんのちゃう?」 と聞くと

「へっ?」

と一瞬何のこと?という顔をしましたが、すぐに

「あ~、そ、そうやな~。でも皆それで貸してんで。そこはあんま言わんといてや」

てな具合で、小さいマチ金でも利息制限法を越えて貸しているのは本当はしてはいけないと知っていたんです。

こうなると大手の消費者金融なんて、悪意の受益者じゃないなんてよく言えるな~と思います。

どちらにしても、利息制限法という法律で決まっている利息を越えて支払っていれば、取り返す権利は当たり前にあります。

宝くじが当たった!ではなくて返してもらうべきお金を返してもらうだけ。

今さら・・・と思わずにもし過去の消費者金融やカードキャッシングなど思い当たる方は、アンテナを立てて頂きたいなと思います。

Filed under: 過払い・債務整理日誌 — yurioffice 6:15 PM
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