過払い金請求を躊躇する理由

過払い金の返還を請求された方も多くいらっしゃると思いますが、それでも実際には、請求していない人も多い。
その中には、
自分が消費者金融やカードの利用などあっても自分には関係ないと考えて気が付いていない方も少なくないと思いますが、中には過払いは生じているだろうけれども請求する気はない方もいます。

面倒だからあるいは、当時は同意の上で借りていたのだから今さら返還を請求するのは道理にあわないと考える方。

でも、中には請求したい気はあっても請求を躊躇する理由がある方が結構多いのです。

個人事業主、会社の経営者である場合に過払い金の請求をすることにより信用情報に傷がついてしまうことを恐れてしないというのをよく聞きます。完済している取引にかんする過払い請求であれば問題ありません。

取引中の場合が気になるでしょうが、実際にどれぐらいの過払いが生じているかを知ることは信用情報云々と関係なくできますので、資金繰りに困っている場合などは、一度確認されるほうがよいかもしれません。

そして、過払いになっていて請求していく過程で万一滞納などの情報が載せられたとしても、事実上は過払いで既にない債務であれば情報の訂正を申し出ることも可能です。

大阪の女性司法書士 まえかわでした。

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