その借金本当に払う必要がありますか?

本日お電話でご主人の借金についてのご相談があったのですが、奥さまは奥さまなりにどのように借金を返済していけば債務を減らせるかを計画されていました。

とてもしっかりなさった方で、この方だったらおそらく計画通りに返済していけるだろうと感じましたが、よく話を聞いてみるとどうも高い金利の業者ともある程度の取引があるご様子。

返済計画はよくできたものですが、法定利息での引き直しだけでもかなり債務が楽になるのではないかと取引の内容をご主人に確認して頂くようにお願いしました。

再度お電話を頂いて、やはり長い付き合いのある業者が多いことが判明。

過払い利息という言葉を聞いたことがあっても、まさか自分や家族の借金に当てはまるなんて思っていない方もまだ多いのです。

借金が多額に残っていると思っていても、実際には法定利息を越える金利を長年払い続けていて逆に戻ってくるお金があるケースも少なくありません。

戻ってくる過払い利息がなくても、大幅に債務が減れば今後の支払いはどれほど楽になるか分かりません。

借金でしんどいなと思われたら、まず現在及び過去の金利を確認してみてください。

法定金利を越えている期間があれば、債務は減るのは間違いありません。

ただし、債務が減ってもまだ残っている場合は、情報登録機関に事故情報がのります。でも、延滞を繰り返したりしていれば既に新たな借り入れ場難しい情報が登録されていることもありますので一概にこのことによってのみデメリットがあるとも言えませんが。

とにかく、無理な借金はどこまで行っても減らないほうが可能性としては高いので、早めに司法書士などの専門家に相談してみてください。

Filed under: 過払い・債務整理のご相談 — yurioffice 7:02 PM