アコムのアイフル化?
今日は、過払い金返還請求の件で、各貸金業者さんからの電話が多かった一日でした。
中でも、アコムとの電話にはかなりの時間を取られ他の業務にも結構支障をきたしています( ̄ー ̄;
昨日の記事に書きました通り、アコムの現状はかなり厳しい(どこもそうでしょうが・・・)ことを書面で送付してきたのですが、今日は電話で泣き落としです。
「アコム、司法書士事務所、依頼者すべての利益を考えて減額してください・・・、当社がなくなったら、先生もご依頼者も困りますよ。」
なんて会話が延々と30ぐらい続き、
「上司が説明に伺います。時間がなければお電話でも・・・」
どこかで聞いたセリフです。そう、アイフルが何回もこれを言ってきていました。
確かに大規模な司法書士法人などで、各会社と和解の段階でいくらでするとある程度決めている事務所もあるようですが、これには当事務所は応じません。
しかも、説明にあった「アコムの利益。 司法書士事務所の利益。」というのは、あまり重要じゃないと思いますが。
どんなに会社が厳しいことを説明されても、司法書士としてご依頼者の利益を一番に考えるのは当然のこと。
もし自分自身の過払い債権であればある程度譲歩できても、他人さまにご依頼頂いている限りはその方の意思が尊重されなければなりません。
いずれにしても、過払い金の返還の状況は日々変化しているのは確かです。
ご自身でいずれは、過払いを請求されようと考えていらっしゃる方は、手遅れになる前に一日でも早く着手されるか、司法書士等の専門家に相談されることを強くお勧め致します。
大阪の女性司法書士 前川でした。