女性の司法書士が求められる理由
司法書士の数は昔に比べて増えてきました。
女性の司法書士も増え、今では4、5人に一人は女性の司法書士という統計があります。
とは言え、まだまだ事務所を経営している女性司法書士の数と言えば、5人に一人もいないのが現状でしょう。
司法書士の業務範囲は広いですが、その中でも過払い請求や債務整理の仕事については、相談者との対話の時間が他の業務と比べて長い傾向にあります。
(事務所によっては、本職の司法書士との面談は数分で終了するところもあるようですが・・・)
相談者の悩みや今後の生活について、どのように情報を聞き出していくかは、相談者の気持ちを理解しようという姿勢がなければうまくいきません。
その点、女性の司法書士であれば細かな気配りができ、相談者に話やすい雰囲気や安心感を提供することができます。
特に相談者が女性の場合は、「家族に内緒にしてきたこと、借金を重ねたことを責められるんじゃないだろうか。」といった不安もお持ちの方もいらっしゃいます。でも、そのようなことは絶対にありません。誰もしたくて借金をされる方はいません。大切なのはこれからのご相談者やそのご家族の生活です。
また、女性だけではなく、男性のご相談者の中でも女性の司法書士に相談したいという方も少なくはありません。
女性ならではの優しさで、相談者が何でも話したくなるような関係が築ければと願っております。
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